大阪名物・伝統の串かつ
一昨年11月にオープンした日本の串かつ専門店「串かつ だるま」。昭和4年(1929年)に大阪通天閣で生まれた本店は、新世界名物として海外からの観光客にも大人気。そんな店の海外出店とあって、台北市民も手放しで大歓迎、連日盛況をおさめている。
そんな同店の串かつ、サクサクモチモチの衣に包まれ、数種類のスパイスをブレンドしたフルーティーなタレが人気の秘訣だ。どちらも調合配分は門外不出なので、日本からそのまま仕入れているのだとか。〝二度づけ禁止〟の創始店、台北でもこのルールは徹底している。
期間限定の食べ飲み放題
一番人気は、定番中の定番「元祖串かつ」(30元)。ファーストオーダーに必ず選ばれるという牛モモ肉の小ぶりな串は、何本でも食べたくなる。
アツアツの串カツが運ばれてきたら、卓上のトレイに入ったソースをたっぷり漬けていただくのが元祖・串カツスタイル。
また「台湾の豚肉は特に柔らかく、しっかりとした旨味がある」とお墨付きの「豚カツ」(20元)、プリプリの触感から新鮮さがうかがえる「海老」(60元)もオススメ。
そのほか台湾店独自のメニューとして、脂が乗って甘みのあるタレが染みた「うなぎ」(70元)や、絶妙な火加減で揚げ肉本来の旨味を閉じ込めた「牛ヒレ」(60元)、シャキシャキの歯ごたえの「マコモタケ」(30元)なども用意。
今回はビールを1人1杯贈呈、さらに期間限定で通常実施していない「食べ飲み放題」を90分でなんと1000元に。アツアツの串カツを頬張りながら、冷たい生ビールを流し込んだら、そこはもう大阪、新世界。大阪で串カツを食べたことがある人もない人も、この機会に本場の串カツ文化を台北で感じよう!
住所 中山区長安東路一段15号
TEL 02-2523-3037
営業時間 11時半〜23時(ラストオーダー22時半)
席数 64席
予算 450元