ポータルサイト大手の「Yahoo奇摩」ショッピングサイトが11月11日(月)、「光棍節(独身の日)」のネット通販で過去最高となる昨年同期比3倍の注文数を達成した。
「雙11」と呼ばれる同日は、日付に数字の「1」が並ぶことから「独り者」を表し、数年前から中華圏の各ネットショッピングサイトでは大セールを実施。Yahoo奇摩購物中心及びYahoo奇摩超級商城の両サイトでは、同日を前にAIを採用した物流システムを導入、倉庫の検品作業時間を短縮、出庫までの時間を6割削減するなど効率化を図り、出荷量を通常の3倍に引き上げた。
また同じくショッピングサイト「momo購物網」も同セールでの売り上げが21億元を記録、サイト閲覧者はのべ2000万件に達した。
AI導入によりオーダーから出庫までの時間は最短で10分となり、業界では今後出荷量を10倍まで引き上げることを期待しているという。
(11月12日)