8割企業が春節後に昇給 労働者への紅包額も増加

 

求人サイト「yes123」は2月20日(火)、「新春仕事始めの転職と昇給に関する調査」と題したデータを発表。これによると81.4%の企業が春節後の昇給を検討していることがわかった。

調査は1月26日(金)~2月6日(火)に渡りネット上で実施。885企業が回答。

これによると、65.1%の企業が「実績歩合制」を、16.3%が「一斉昇給」と採用するとした。また昇給率は平均で6.2%。18.6%の企業は昇給の意思がないと回答した。昇給を計画している業種は「テクノロジー・情報サービス」、「金融保険・会計」、「運輸及び物流倉庫」、「飲食・宿泊・旅行」関連。

同社広報担当者によると、今年昇給を計画する企業の割合は昨年に比べ大きく増加しており、また仕事始めに配布する〝紅包〟の金額も多いという。景気のわずかな回復と労働基準法改正が影響しているとみられる。

一方で48.7%の企業が、春節後の離職率が残留率を上回るとみている。

(2月21日)

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