TSMC、前副総経理を提訴 退職後の競業避止義務違反で

 半導体受託製造大手の台湾積体電路製造(TSMC)は11月25日(火)、元上級総経理の羅唯仁氏を相手取り、知的財産及び商業法院に訴訟を起こしたと発表した。羅氏が退職後の競業避止義務や秘密保持義務に違反した疑いがあるとして、契約および営業秘密関連法に基づき法的措置を求める。

 羅氏は2004年7月に入社、14年2月に上副総経理へ昇格。24年3月、羅氏は経営トップの戦略立案を補佐する「企業戦略部」に異動。研究開発部門を直接管理する職務ではなかったが、異動後も研究開発部門に対し会議の開催や資料提出を要求、進行中の製造に関する情報提供を受けていたという。

 羅氏は25年7月に正式退職。同社法務長は退職面談で、羅氏に対し秘密保持と競業避止の義務を説明。羅氏は退職後の進路を「学術機関で勤務する」としたが、直後に米インテルへ移籍、執行副社長に就任。退職直前、2nm製造工程など進行中の技術に関する資料を大量に持ち出した疑いがあるとして、同社は内部調査を進めている。
(11月26日)

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