感電事故の台湾電力作業員 家族が延命中止と臓器提供へ

嘉義県義竹郷で7月15日(火)、台湾電力公司(台電)の作業員、李元瀚さん(36)が台風による停電の復旧作業中に6000ボルトの高圧電流に感電し負傷した件で、その後脳機能の回復が見られず、李さんの家族が21日(月)夜、延命治療の中止と臓器提供を決断したことがわかった。
@自由時報
李さんは感電により現場で意識を失い、全身の20%に熱傷を負って搬送され、ECMO(体外式膜型人工肺)を用いた治療が行われた。しかし、重度の横紋筋融解症から急性腎不全を併発し、最終的に低酸素性脳症によって死亡が確認された。李さんの家族は「息子の命が誰かの命に繋がれば」と、角膜を含む各臓器の提供に同意。同院では臓器摘出後、李さんのため新しく用意された制服のサイズを調整、また感電で左腕が炭化したため「完全な姿で旅立てるように」と、義手の製作を手配。さらに医療従事者ら1000人が病院を去る李さんを見送った。

(7月23日)
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