台北市立動物園の昆虫館に、近頃不明の人物から郵便物が届き、職員が開封したところ大量の黒いナナフシ(竹節虫)の卵が入ったジッパー付き袋が入っていたことが判明した。園側によると事前の問い合わせはなく、直接こうした郵便物が送られてきたことに驚いている。
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同園によるとナナフシは外来種で、繁殖力が強く、自然の生態系に深刻な影響を与える可能性があるという。園側は「原生昆虫との生存競争が発生し、在来種が絶滅の危機に晒される」と警鐘を鳴らし、外来種の昆虫を無責任に捨てないよう、また昆虫や卵を動物園や他人に送らないよう注意喚起を行った。
(3月23日)