新北市新荘区の民家で5月31日(土)夜、天井の一部が突然崩落し、室内にいた13歳男児と11歳女児が、落下したコンクリート片により負傷した。
@自由時報
2人は背部や頭部などに打撲・擦過傷を負い、病院に緊急搬送されたが、いずれも意識ははっきりしているという。
住民によると、この住宅は塩分を含む「海砂」が使われた、いわゆる「海砂屋」であり、老朽化による安全性への懸念が以前から指摘されていた。近隣には同様の建物が複数存在し、住民らは命に関わるとして、都市再開発の加速を求める声があがっている。
市政府工務局は専門家と現地を視察し「再開発計画は昨年すでに審議を通過し、今後は認可を迅速に進める」としている。
(6月1日)