ある女性が近頃、勤め先に生理休暇を申請したところ、上司に疑われた件をネット掲示板に投稿し、ネット上で波紋を呼んでいる。
@聯合新聞網
台湾の労働法によれば、女性が月経による体調不良を理由に生理休暇を申請するのは基本的な労働者の権利とされている。しかし投稿によると、女性が午前8時に上司へ休暇を申請したところ、上司は「前回と時期が一致しない」と権利の濫用を疑い、証明の提出を要求した。さらに「合理的な説明がなければ休暇は認められず、その状況は人事評価に反映される」と通告、同日夕方には人事担当と共に自宅を訪問すると伝えたという。
女性は月経周期が不安定であり、医師の診断書が必要であれば追って提出すると説明。法規上、生理休暇の場合は証明書の提出不要だが、上司は提示を繰り返し求めた。女性は労工局に相談し「異義申し立ては可能」との回答を得たが、関係悪化を避けるため断念したという。
なおネット上では、これだけ疑われるのは女性の普段の勤務態度によるものと推察する声もあったが、女性は過去に生理休暇を取得したのは最大2日で、うち1日は病気休暇に切り替え診断書も提出したという。
(4月14日)