台中市政府が12月31日(火)夜、水湳中央公園で開催したカウントダウンイベントにて、花火の破片や燃えかす、火の粉が飛来し観覧客が顔に火傷を負う事態が発生した。
SNSにシェアされた動画には、花火の打ち上げ後、燃えかすが群衆の方へ落下し降り注ぐ光景が記録されていた。6歳の女児が右まぶたに、15歳の少年は左足親指に火傷を負うなど子どもの負傷も報告され、現場には悲鳴や「気をつけて」「近すぎる」といった声が上がり、観客が四方八方に逃げ惑う様子が見られた。
また草地に落下した燃えかすから火災も発生し、消防局は0時5分に通報を受け出動。消防局によると花火を打ち上げる際の筒を固定する鉄製フレームが緩み花火が予想外の方向に飛び、安全距離が不足する事態を招いた可能性があるという。これにより実施業者である三立テレビの外部委託花火製造会社に10万元の罰金が科された。
(1月1日)