立法院は12月1日(金)、交通安全に関する基本法案の第3回審議を行い、同法案が可決されたことがわかった。
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同法案は2050年には「交通事故死ゼロ」、〝歩行者地獄〟との汚名返上を目指し立案されたもの。行政院では概略を策定し、来年1月には交通安全委員会での報告及び討論に向け取り組んでいくという。本会議で王國材・交通部長は、もはや交通部、警政署だけでなく各部会と縣・市政府も行動を起こさなければならないと話した。
また4日(月)に行われた台中市議会で、昨年の交通違反による違反金収入が25億5000万元を超えたことが報告された。また今年は10月までですでに27億超。市民からは「騎樓」にバイクを停車したところ1週間で三度も違反切符を切られたなど、歩行者や交通安全に影響のない違反行為には注意勧告で済ませるべき、違反金の徴収が増え「市民をATM扱いしている」との批判の声も上がっている。なお盧秀燕・台中市長によると違反金の徴収額で同市は全国3位だという。
(12月4日)