消火活動拒否の隊員 消防局相手に敗訴

台南市消防局で火災現場での救助・捜索活動を拒否した女性隊員が内勤業務に異動となったのは違法だとして消防局を訴えていた件で、台南地方法院はこの度女性の訴えを退ける判決を下した。

@自由時報

消防局によると、この女性隊員は火災発生時に消火・救助・捜索任務を拒否。また同僚隊員との関係値も悪く、上司が頭を抱える職員だったという。そのため消防局は女性を外勤業務から内勤に異動させ、その後もさらにいくつかの部署へ異動させた。

女性は内勤になったことで危険手当の支給が停止され、また勤務地が遠方のため通勤時間が長くなり、仕事も生活も不便になったことを理由に2019年11月、局に対し危険手当、慰労金、交通費など計146万元超の賠償を求める訴訟を起こした。

(10月31日)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 中央選挙管理委員会は6月20日(金)、国民党の立法委員24名と、停職中の新竹市長・高虹安氏に対するリ…
  2. 台湾立法院は 6月23日(月)、「身心障礙者権益保障法」第53条の改正草案を可決。これにより「博愛座…
  3. 飲食店を多数展開する「欣葉グループ」による和食料理ビュッフェレストラン「NAGOMI」の2号店が6月…
PAGE TOP