宜蘭縣大同郷のキャベツ農家が、猿による食害に悩みユニークな対抗措置を講じ、これがネット上を中心に注目を集めている。
この農家によると、キャベツ畑に連日野生の猿が入り込み、食い荒らす食害が発生。これを阻止するため、警察の警告放送を真似た音声を録音し、畑に設置したスピーカーから流すという措置を講じた。
音声は「全員立ち退け、お前ら猿にはもう我慢ならない、キャベツを食べて一度も金も払わない」「1、2個を持ち帰るならまだしも、20~30個を食べる」「最後の警告だ。お前ら猿は刑法第87条に違反し他者の財産を占有している。発砲」といった内容で、その後に銃声音が流れる。同農家によると2haのうち10%が食い荒らされるが、この方法を用いてから被害が目に見えて減ったという。
(6月13日)