日本のマーチングバンド強豪校「京都橘高校」の吹奏楽部が10月10日(月)、総統府前で行われた国慶節記念式典に招かれパフォーマンスを披露。鮮やかな演技に沿道から声援が送られた。
同校の吹奏楽部マーチングバンドは、「橘」をイメージしたオレンジ色のユニフォームとその圧倒的なパフォーマンス、終始絶やさぬ笑顔から「オレンジの悪魔」と呼ばれる。
招待に当たっては、式典担当者が台湾でも知られる同吹奏楽部の演奏をネット上で視聴したのがきっかけ。同式典に海外の楽団を招待するのは初とあって、蔡英文総統も大きな期待を寄せていた。
吹奏楽部の総勢88名は5日(木)台湾に到着。6日(金)夜には「國家音楽庁」で行われた日台友好音楽会に出演したほか、現地の高校生とも交流した。7日(土)は総統府を見学し、蔡総統から歓迎を受けた。
6日間の滞在を終えた学生らは10日(月)、帰国。翌日は中間テストがあることを明かしている。
(10月10日)