かつて台湾でメイドとして働いていたインドネシア籍の女性が、雇用されていた一家の息子である男性を故郷に連れ帰り4年に渡り介護していたが、近頃男性の家族と連絡が取れなくなっていることがわかった。
(圖/YouTube)
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女性は先日、インドネシアのTVインタビュー番組に出演。2013年から台湾人家庭のダウン症の息子の介護をしていたが、19年に就労ビザが切れ帰国。男性の父親は仕事が忙しく日常的に息子の面倒を見ることができないため、女性は男性を連れて帰国し介護を続け、雇用主が費用を払うことで合意していた。
しかし後に父親が亡くなると、雇用主の家庭は介護費用の支払いを拒否。女性によると、母親は息子の面倒を見る気がまるでなく、息子を捨てる考えがあったという。
女性は後に、台湾在住の友人に雇用主宅を訪れてもらったが、母親はすでに引っ越した後。駐インドネシア台湾代表處は6月5日(月)、男性の滞在期限がすでに過ぎているため、同地の移民局と連携するほか、家族の居所を突き止め息子を送還するとしている。
(6月12日)