行政院主計総處の調査データによると、昨年25~29歳の失業率が最も高かったのは台北市で、過去最高の7.5%に達することがわかった。台南、高雄がこれに続き、台中市が最低だった。
圖/台視新聞
台北市の失業率は6都市中5年連続で最高。これについて蒋萬安・市長は若者の職場体験実習プログラムを提案しており、また求職手当や求職中の保険、求職活動のための交通費補助などの支給を計画しているとした。
若者の失業について、労働局では学歴はあるが給与が安く、さらにコロナ禍で不安定になり転職を繰り返す傾向にあるとみている。一方、人材業者によると、台北市出身の若者は学歴があり家庭も安定、急いで仕事を探す必要がないため〝選んでいる〟という。
(4月18日)