マスク着用巡る暴行事件 3年10カ月の懲役判決

 昨年10月、台中市内のコンビニで店員にマスク着用を促されたことに不満を持ち、店員を暴行した22歳の男の二審裁判が2月7日(火)、高等法院台中分院で行われ、3年10カ月の懲役刑が言い渡された。
施暴周男被警方當場逮捕。(資料照)
 
 男は昨年10月23日深夜2時頃台中市中区内のコンビニに来店。マスクの着用を促す店員の男性に腹を立て、カウンター上にあったガラス瓶を店員の頭に投げつけたほか、髪の毛をつかんで機器やテーブルに頭を打ち付けるなどした。男性は肋骨10本と眼窩骨折に血胸を併発、頭部の裂傷、挫傷による脳震盪など重傷を負った。
 
 一審では男の素行が良好で前科もないとして懲役2年10カ月となったが、検察は男が被害者と和解に達しておらず、判決が軽すぎるとして控訴していた。
 
(2月7日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  市民団体が近頃、「個人認証ICカード(自然人憑證)」を利用した電子署名を呼び掛けていた件で、台…
  2. 王「営業部の張くん、お世辞を言われると調子に乗りやすい性格らしいですよ。『銷售部的小張愛戴高帽子』っ…
  3.  市民からの提起があった「週休3日制」案について、労働部は当初7日までに正式な回答を示すとしてい…
PAGE TOP