台北市大安区にある台湾大学の学生寮にて10月20日(金)、学生2人と学生寮の管理人が、台湾科技大学院生の男に腐食性の液体をかけられけがを負う事件が発生。男はその場で自殺した。
警察の調べによると、負傷した学生の1人と容疑者の男は2年に渡り交際。先月にも2人は口論する姿が目撃されており、その際容疑者が同学生の首を絞めるなどして通報された。学生は容疑者に対し別れ話を切り出していたが、容疑者は自殺をほのめかしこれを拒否。事件当日、容疑者は学生がもう1人の学生と一緒にいる姿を見て逆上したものとみられている。
同学生は全身に広範囲に及ぶ火傷を負い、病院にて治療中。また現場にいたもう1人の学生と、騒ぎを聞き駆け付けた寮の夜間管理人も軽傷を負った。
容疑者の母親は23日(月)、被害者及び大学に対し公式に謝罪した。
(10月23日)