都市間長距離バスに乗車した男性が9月15日(木)車内で撮影した動画をSNS上にて公開。「危険運転」と称し、バス会社「國光客運」に10万元で動画を買い取るよう求めた。
國光客運は動画を見て経緯を調査、翌16日(金)に説明を公開。同社によると男性は11日(日)台北駅から台中市朝馬ターミナルに向かうバスに乗車、前方の指定席に座ったが運転士が後から乗ってくる人のために後部へ移るよう頼んだという。男性はこれを不満とし、到着後駅係員に運転士の解雇を求めた。
一方、公開された動画からは運転が「危険」なものとは見て取れず、男性の一方的な言い分とみられる。動画を見た人の中には男性の行為が「恐喝罪」に当たるとの指摘もあったが、國光側は通報はせず、話し合いで解決したいとして男性に連絡するという。
(9月19日)