台南市議会は8月11日(火)、近頃市内における自殺の発生件数が高まっていることを受け、予防・抑制のための会見を開いた。
市衛生局によると、7日(金)には1日で12人が自殺を試み、9人は救命措置により一命を取り留めたが3人が死亡。同局ではこれを重く見て各機関と連携し、パトロールなど予防・抑制策に力を入れるとしている。
また8月2日(日)には台南市内に住む47歳の日本人男性が死亡。今年3月、麻豆区にある日本企業の支社に赴任したが、心身の不調を抱えクリニックを受診していたという。同日男性は日本にいる家族に電話で別れを告げた後、居住するマンションの上階から飛び降りたとみられる。
衛生福利部によると、台南市では2017年より自殺率が低下、昨年は主要6都市中もっとも少なかった。統計によると今年1月〜3月の全国における自殺死亡者数は795人。
(8月11日)