中央流行感染症指揮センターは7月3日(日)の会見で、1週間当たりの入境者数を4万人に引き上げる可能性について、検討を重ねるとして近日の緩和を否定した。
台湾政府は6月15日より、入境後の隔離期間を3+4日とするとともに、1週間当たりの入境者数を1万8000人から2万5000人に拡大。施行後初週の入境者数は2万4946人、2週目は2万3749人で上限すれすれとなった。
一方、夏休みの旅行シーズン初日の7月1日の出入境者数はそれぞれ6395、5077人を記録。6月27日~7月3日の出境者数は3万1770人で、海外へ出た人が再び帰ってくることを想定し、交通部は上限数を4万人に拡大するよう提案した。同センターはこれについて、入境後の隔離期間を「0+7」日間とする緩和策と合わせて検討するとしながらも、変異株による世界の感染状況などを踏まえ「月末まで緩和はない」とした。
(7月4日)