台北市で7月5日(火)、6日(水)、新型コロナウイルスワクチンの第19期接種予約が始まり、受付開始から1時間で2817人が米Novavax(ノババックス)社製ワクチンの接種を予約したことがわかった。
今回予約を受け付けるのはNovavax2万5762回分のほか、モデルナ、小児用モデルナ、BNT/ファイザー、小児用BNT、高端の6種で、計5万6777回分。Novavaxは「組換えたんぱくワクチン」で、ファイザーやモデルナ社の「mRNAワクチン」、アストラゼネカ社の「ウイルスベクターワクチン」と異なり、ウイルスのタンパク質が細胞内に取り込まれると中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導され、感染症を予防する。
WHOによるワクチンの公平分配を目指す国際的な取り組み「COVAXファシリティ」を通じ、50万4000回分が台湾に提供された。対象は、第二次追加接種(4回目)が65歳以上の高齢者と55歳以上の先住民、3回目が18歳以上で4月18日以前に2回目接種を完了した人。
(7月3日)