中央流行感染症指揮センターは4月26日(火)、新型コロナウイルス感染者の接触対象者に対する自宅隔離措置を、従来の10日間から3日間に短縮することを発表した。
台湾では4月に入り域内感染が急拡大。27日(水)時点で8822人となり連日過去最多を更新する事態となっている。
一方、中央政府は重症化率の低さから対策の方針を転換。これまで感染経路の把握を徹底し封じ込める方式で正常な日常生活を継続させることを重視していたが、重症化の抑制に尽力する策に移行、濃厚接触者の隔離期間短縮など措置緩和に切り替えた。
緩和措置は自宅隔離を3日間とし、4日目からは外出前に簡易検査を行い陰性であれば外出できる。公共交通を利用しての通勤・出社も可能だが学生は登校不可で、食材や生活必需品など買い物は許可される。ただし飲食店内でのイートインは不可、また集会や会食も禁止。なお27日(水)時点ですでに隔離期間が3日を超えている人は即時解除される。