高雄市のかき氷店で7月12日(水)、来店客の集団食中毒が発生。20日(水)までに44人が発熱や下痢などの症状で手当てを受けていることがわかった。
(圖/三立新聞網)
同店は創業37年の老舗店で、地元民に愛される人気店。来店客の1人がネット掲示板に投稿した内容によると12日(水)に店内でかき氷を食べた後吐き気や下痢などの症状に見舞われ、救急車で病院を受診。帰宅後も症状が緩和せず、さらに発熱したが、一緒にかき氷を食べた息子は症状がなかったため、別の料理を疑っていたという。
市衛生局は通報を受け17日(木)に同店の立ち入り調査を実施。この結果、「八寶冰」のトッピング類からサルモネラ菌が検出されたほか、基色ブドウ球菌や大腸菌も見つかった。
また衛生局の調査によると店内の衛生管理のほか、食品業者登録や従業員の健康診断記録がないなど過失が多数発覚し、休業と改善を命じた。
(7月20日)