昨年5月、台北駅前広場で警察官にマスクの着用を促された男がナイフで警察官を切りつけ、けがを負わせた件で、台北地方法院はこのたび男を3年6月の有期刑に処した。
調べによると昨年警戒レベルが三級に引き上げられて4日目の5月22日、台北駅南側の広場でホームレスの男がマスクを着用せず資源回収物を拾っていると一般市民が通報。警察官2名が出動、男に注意と処罰を下し、警察署へ連行しようとしたところ、男がナイフを持ち出したという。警官は頬や腕、頸部などを切られけがを負った。
弁護人は男に長期的な精神疾患があり、犯行時には状況を認識する能力がなかったと主張している。
(3月16日)