中央流行感染症指揮センターの陳時中・指揮官は11月30日(火)、ワクチンの2回目接種を済ませた医療従事者、政府の防疫部門スタッフ、高感染リスク業務従事者の3カテゴリに属する人に対し、12月2日(木)より3回目接種を実施することを発表した。2回目接種から5カ月以上経過した18歳以上であれば誰でも受けられ、モデルナ製の半量を接種するという。
データによれば12月末までに3回目接種に該当する人はおよそ4万2000人。陳指揮官は、18歳以上のすべての人が接種を受けるべきとし、接種に必要なワクチン量は準備ができているとした。
ワクチン接種量について、11月30日(火)までに3154万6833回分が接種済み。1回目を終えた人は77.93%で、2回目は56.80%となっている。
なおモデルナやファイザー社が開発した新型ワクチンの入手について、国際的に台湾では感染が起きていないとみられることが多いものの、すでに契約を結んでおり、確実に供給されるという。
(12月2日)