今年8月、高雄市に住む女性が、路上に置いたトイレットペーパーを盗まれ、後に自首した犯人に和解金など18万元を支払わせた件で、警察はこのたび女性を財物恐喝罪で送検する方針を明らかにした。
事件は8月、女性がバイクの傍に購入したトイレットペーパー2パックを置いたまま現場を離れた際に発生。犯人は資源回収業を営む高齢の女性で、トイレットペーパーを持ち去った後に後悔し、自ら派出所に出頭。和解を求めたが、代金798元に加え100倍の賠償金79800元を要求、さらに翌月には弁護士費用など10万元の支払いを求め「支払わなければ刑務所行き」などと脅した。犯人の女性は要求された金額を支払ったが、反対に相手を訴えた。
(10月11日)