台湾南部・屏東縣墾丁のホテルや民宿など宿泊施設で、春節休暇期間中の予約が振るわず、関連業者が頭を悩ませている。
業界関係者によると、例年の同休暇期間には早くて1カ月前に満室となっていたが、予約率は60〜70%ほど。昨年に比べ2割ほど減少しているという。
墾丁の福華、凱撒、夏都、福容の予約率は60〜70%程度、高雄市の義大、天悅、翰品、國賓及び福容など大型ホテルでも50〜60%に留まっている。墾丁の福華では20〜30%の割引を行うなど積極的に取り組んでいる。同ホテル総経理によると、こうした状況は花蓮や台東地区でも同様で、今年の休暇6日間のうち除夕に当たる2月15日(木)を除き16日(金)の除一〜19日(月)の除四の予約状況は非常に思わしくなく、年金改革や一例一休などの政策や大陸客の減少によるものという。同ホテルの昨年同時期の宿泊費は9000〜1万元だったのに対し、今年は7000〜8000元に設定し、旅客獲得に尽力している。
(1月30日)