市政府報道官の発言を批判 2件の感染例発生に関連性なし

 新北市政府の呂家愷・副報道官が9月7日(火)、新型コロナウイルスに感染したエバー航空の操縦士と、新北市の幼稚園における集団感染の関連性を認める発言をしたことについて、桃園市政府新聞處の詹賀舜・處長は8日(水)、副報道官に対し暗に批判を示唆するコメントを発した。

 呂・副報道官は7日(火)メディアの取材に対し、2件の感染案について「関連性を排除できない」と発言。しかしその後の調査でいずれか一方からの感染拡大は認められなかった。これに対し詹・新聞處長は自身のFacebookページ上で「同じ発言力のある機関の一員として感染症の流行と拡大状況についての発言は正確でなければならない。住民がパニックを起こしかねない」として報道官の発言は軽率と示唆するコメントをした。副報道官は「結果がわかるまではどんな可能性も排除すべきでない」と反論している。

(9月9日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 国内で家庭内暴力による殺人事件が相次ぐ中、被害者が保護命令を申請していたにもかかわらず、加害者による…
  2. 王「今住んでいる部屋、大家さんが売りに出しちゃって、僕が追い出されそうなんですよ。『房東譲我退房』っ…
  3. 台湾南部を襲った西南気流による豪雨の影響で、嘉義縣は8月4日(月)、梅山郷、竹崎郷、番路郷、大埔郷、…
PAGE TOP