公費によるインフルエンザワクチンの無償接種が始まり、高雄市では初日となる10月5日(月)、5万1422人が接種。うち65歳以上の高齢者が2万7316人だった。
衛生福利部疾病管制署によると初日の接種数は台湾全土で40万人、6日(火)を含めた2日間で85万5592人と、昨年比38%増。なお50歳以上がそのうち75%を占めるという。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年は国民からの公費接種を希望する声が増加。実際の接種数にも表れており、台大医院は7日(水)、ワクチンの在庫が切れたため接種を中止することを発表した。これに対し疾病管制署は8日(木)、追加分を同院に送り継続して接種できるとした。
(10月8日)