教育事業集団の総裁が隔離脱走 罰金50万元に施設へ移送も

康軒文教グループの李萬吉・董事長が9月5日(土)に中国から帰台後、14日間の自宅検疫規定を破り外出していたことが発覚。新北市政府衛生局は規定違反で50万元の罰金を命じ、さらに8日(火)には集中検疫所に李氏の身柄を移送した。

李董事長は新北市新店区に在住、帰台した翌日の6日(日)11時40分頃、携帯電話を自宅に残して妻と子どもを伴い外出、14時24分に帰宅。また翌7日(月)13時には新店区にある本社で幹部との会議に出席、16時頃帰宅している。

同グループはインターナショナルスクールの運営や教材の出版など教育事業を手掛けており、李董事長が1989年に創設。李董事長は8日(火)夜、広報部門を通じコメントを発表。2カ月に渡り大陸に出張していたが、不在の間に事務書類が山積し焦っていた、規定を遵守せず悪い手本となってしまったとして謝罪した。

(9月9日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 国内で家庭内暴力による殺人事件が相次ぐ中、被害者が保護命令を申請していたにもかかわらず、加害者による…
  2. 王「今住んでいる部屋、大家さんが売りに出しちゃって、僕が追い出されそうなんですよ。『房東譲我退房』っ…
  3. 台湾南部を襲った西南気流による豪雨の影響で、嘉義縣は8月4日(月)、梅山郷、竹崎郷、番路郷、大埔郷、…
PAGE TOP