新店舗と新メニュー
屋台スタイルのたこ焼き屋として日本人にも人気だった「六甲たこ焼き」が今年7月、居酒屋「アツアツ」としてリニューアル。大きく張り出した赤い店頭幕が目を引く。インテリアはポップにまとめ、居酒屋というよりもカフェかバルかという雰囲気だ。
メニューにも新入りが加わった。早速「お好み焼き」(260元)と「焼きそば」(170元)をいただいてみる。お好み焼きは山芋たっぷりのふんわり生地にシャキシャキのキャベツがたまらない。一方の焼きそばは、こちらもキャベツの甘みと甘辛いオタフクソースのバランスに、関西人でなくとも〝粉もん愛〟を誘われる。
台湾でザ・関西の味を
そして看板メニューの「たこ焼き」。お味は鉄板の「ソース」(70元、130)、宜蘭産の葱をたっぷり使った「マヨネギ」、台湾人に人気が高い「明太子」、こだわりの自家製「タルタルソース」(80元/4個、150元/各8個)の4種。4個から注文可能なので、気軽に全種類を食べ比べるのもいい。今回は日本人からのオーダー率が高いという「マヨネギ」をチョイス。ふわっとした皮に包まれた絶妙なトロトロ生地が舌に絡むかと思えば、ぷりっとしたタコが際立った存在感をアピールする。
のどが渇いたら、後味スッキリのキンミヤ焼酎を使った「ハイボール」(130元)をグイッと。また巨峰やオレンジなど5種類の「サワー」(130元)や、ランチタイムにうれしい「コーヒー」(90元)も新ドリンクメニューだ。
今回のサービスは「たこ焼き」と「お好み焼き」全品が20%オフに。帰国が難しい昨今「日本の味が恋しくなったら来てほしい」と話す店主は、お好み焼きとたこ焼きを愛するあまり、休みを縫っては日本へ飛び修行を積むほどの情熱の持ち主。
店主自慢の関西ソウルフードにハイボールやサワー。まだまだ暑い台湾の夏、ランチから飲み会の〆まで幅広く使いたい。
Info
住所
中山区中山北路一段83巷11-2號
営業時間
11時半~14時半、17時半(土日は16時半)~21時半(月曜休み)
席数
30席
予算
昼250元~、夜700元~
エリア
林森北路