日本や韓国などのTV放送や映画を違法に視聴できるストリーミング視聴機器「QBOX(千尋盒子)」が台湾で出回っている件に関し、台北地方検察署は9月9日(月)、製造・販売元の「五元素科技有限公司」及び香港の「速立恩科技股份有限公司」の両責任者など9人を著作権法違反で起訴した。
刑事局では昨年6月、台北市、桃園市にある同社の関連施設15カ所の家宅捜索を実施、サーバ40台、衛星コード解除器10台、不正ストリーミング視聴機器100台などを押収するとともに容疑者6人を逮捕。その後行われた記者会見には、日本の一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構「CODA」代表も出席し、台湾警察に謝意を表した。
同社が販売する「QBOX」は約3000元で販売され、これを使用すると違法アップロードされた映画やドラマ、TV番組など動画コンテンツを各端末に繋いだTVなどで視聴できるという。
(9月9日)