【ジャピュラン☆ガイド】第17回 常青餃子館(チャンチンジャオズグワン)

 

 

60年続く焼き餃子

台湾在住者も旅行者も、みーんな大好きランキングトップクラスの餃子。スーパー営業マンの自分としては、時間がない中でもさっと食べられて、かつお腹に溜まるのがいいっすよね。気付けば餃子店はかなりの数を制覇しましたが、本日はその中でも特にオススメの一軒をご紹介!

中山國小エリアにあり、出張者御用達ホテルのすぐ裏。行ったことがある方も多いのでは? そう「常青餃子館」です。創業はなんと1958年! 60年以上の歴史をもつ人気店で、レトロな看板に人情味溢れる雰囲気が魅力…ってあれ? レトロな看板がない? いつの間にかヨコ文字表記のシャレオツ仕様に…かろうじて「常青」の文字と、赤白のデザインは残ってるけど。看板の記憶を頼りに探してる人は要注意! 60周年記念で看板を変えたようです。

こうなると看板と一緒に看板メニューや味も変わったのでは…と少し心配に。でも店に入ると、いつものおばちゃんが自信満々の様子で餃子を薦めてきます。

おかずは引き立て役

餃子といえば中華圏では水餃子が主流。だけどこの店のイチオシはやっぱ焼き餃子です。衣の厚みにしろ色味にしろ、〝揚げ〟といってもいいくらいなんすけどね。

よし、メインの「豬肉大白菜」が来たぞ。なんともフォトジェニックな盛り付けだけど、まず驚くのはその大きさ。さっそくひと口かぶりついて…おお、肉汁が勢いよく皿の外へ飛んじまった。なるほどこの皮の分厚さは大量の肉汁を閉じ込めるためだったんだな。スーツ汚さないよう気をつけないと。名前は豚肉なのに、エビも入っててなんだかお得感。

一緒にオススメされたおかず「芥蘭牛肉」(330元)が出てきた。細切りにした牛肉と野菜の炒めだけど、肉の量がハンパなくて野菜が隠れるほど。定番の「炒青菜」(160元)は今日は空心菜で。シャキシャキの歯ごたえに癒されるぅ~。

うう、苦しい…単品メニューが完全にただのサブキャラ状態。餃子はミニマム12個(1種類6個102元~から注文可)だから、気を付けないとあっという間に腹パンパンだ。ならばもはや餃子と戦うべし! と箸を進めれば、結局平らげちまうんだよな。あーあ、せっかく最近ちょっと痩せたのに…今日は2万歩歩かなきゃ。

 

 

info

住所 中山区中山北路二段183巷1之4號

TEL 02-2596-4072

営業時間 11時半~14時、17時~20時半(第2第4月曜日休み)

席数 約30席

予算 250元~

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