警察は1月4日(月)、アカウントを偽装し掲示板サイト上に「カウントダウンイベント会場に爆弾を仕掛けた」と書き込んだ27歳の男を逮捕した。台北地方検察署は、男が証拠隠滅や逃亡の恐れ、再犯を繰り返す危険性があるとして身柄を拘束、接見禁止を申請した。
調べによると男は高雄市在住でコンビニに勤務しており、12月31日(木)夜、仮想ネットワーク「VPN」を使用して日本のIPアドレスを使用し、さらに他人の公開アカウントをハッキング。ポータルサイト「巴哈姆特」や掲示板サイト「PTT」上に「カウントダウにベント会場を血に染める」「一緒に死のう」「警察に見つかったら自分も死ぬつもりだ」「観光地やMRT駅に爆弾を仕掛けた」などと脅迫文を書き込んだ。さらに物証が残ることを案じ、使用したパソコン3台をすべて初期化。検察ではすでにパソコンや携帯電話などを押収し、データを復元させている。
なお、男は容疑を否認、自身のアカウントが乗っ取られたと主張している。
(1月5日)