日韓NZ産イチゴに農薬 駐日代表・輸入規制に言及

 

食品薬物管理署は1月9日(火)、ニュージーランド、韓国、日本から輸入したイチゴから規定値を超える残留農薬が検出されたことを発表した。

同署によると農薬が検出されたのは国境検疫で、市場には出回っていない。農薬の規定値は0.01ppmだが、ニュージーランドから輸入したイチゴに農薬ピリミカーブ0.06ppm、韓国産にフルフェノクスロン0.07ppm、日本産はフェンヘキサミド0.09ppm及びフルフェノクスロン0.08ppmの残留が見つかった。これらのイチゴは返送または破棄され、台湾市場には流出しないという。

また台北駐日經濟文化代表處駐日代表・謝長廷は10日(水)、日本からの食品輸入規制緩和に関し、アメリカやヨーロッパの方法を参考に独自の政策を形成する方針を示した。中国が緩和に向け積極的に動いているとの報道を受けたもの。日本と台湾の関係も良好であり、日本がこれまで科学的観点から規制の撤廃を望んできたことに言及し、早急な実現を望むと述べている。

(1月10日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP