中央流行感染症指揮センターは2月6日(月)、75歳以上の新型コロナワクチン接種率に関するデータを公表。これによると新竹、苗栗、花蓮、台東、澎湖の5縣でワクチンを一度も接種していない人が2割以上存在することがわかった。
同センターによると、現在台湾全土で65~74歳、75歳以上のうち各10.2%、17.7%がワクチンを未接種。これを受け王必勝・指揮官は、縣政府・市政府と連携し、接種率の高い自治体の例を参考に接種率を高めていく方針を示した。
5縣に住む75歳以上で1回目ワクチンを未接種の人は新竹縣で22.5%、苗栗で22%、花蓮が21.6%、台東が21.3%、澎湖は22.9%。王指揮官は、感染後に重症化し死亡するケースのうち、高齢や慢性疾病のほかワクチン未接種の人が3分の2を占めるとして、この状況を打開する方針。
なお同センターは6日(月)より6カ月~5歳用と12~18歳用のファイザー製1回目ワクチンの提供を停止、6~11歳用を4月2日に停止することを発表した。
(2月6日)