4月18日(木)、花蓮を震源とする地震発生からまもなく、SNS上で未確認情報を流布させたとして、警察当局は投稿者の男と女を「社会秩序維持法」第63条違反で送検した。2人は3日間の拘留または3万元以下の罰金が科される可能性があるという。
2人が流布させたのは台北市松仁路を微風南山ビルから撮影した写真で、男は地震発生から6分後にこの写真を撮影、およそ20人が加入するLINEグループに流した。これが瞬く間に拡散し、受け取った女がさらにPTT掲示板に転載。「地震で地割れが起きた」とのコメントも同時に流れたが、調査の結果アスファルト補修剤の跡だったことが判明した。
女は「メディアが事実確認をしてくれるよう促したかった」などと話しているが、警察では未確認情報で市民らの混乱を招き恐怖心を煽ったとして2人に処罰を検討している。
(5月6日)