新北市三重区大同北路の住宅街で、4月2日(月)早朝4時頃、ガス爆発が発生。周囲の住宅8戸に影響し2人が死亡、5人が軽傷を負った。
駆け付けた警察と消防が2階から71歳女性の焼け焦げた遺体を発見。また3階に住む時77歳女性は頭部にセメントブロックが直撃し、直ちに病院へ搬送されたが助からなかった。
調べによると2階の住居がガス爆発の発生現場とみられ、キッチンがひどく焼け焦げガスが漏れ続けたボンベがあったという。ガスボンベの傍には亡くなった71歳女性が倒れており、家族の話では女性が長年癌を患っており、死にたいなどと口にしていたことから警察は女性が自殺を図ったとみて捜査を進めている。
周囲8戸は壁が崩れ、天井が落ちるなど甚大な被害。新北市長らは同日現場を慰問し、被害者らに慰問金を各人2万元ずつ給付することを決めた。
(4月2日)