中央流行感染症指揮センターは7月3日(金)に台湾を経由し香港へ渡ったフィリピン籍の乗客が香港で新型コロナウイルスの感染が発覚した件で、台湾で感染した可能性はないことを発表した。
同センターの調査によると、当該の乗客が台湾に滞在したのは2時間足らず。常時マスクを装着し、到着後は同じくマスクにゴーグル、防護服を着用した乗務員や地上スタッフに率いられ搭乗口へ直行しており、買い物などの時間もなくケアも万全であったことから、接触者の隔離は必要ないと判断した。
一方香港では5日(日)、59歳の男性の新規感染が発覚。男性は数カ月以内の出国歴もなく、また国外からの入国者との接触歴もないことから感染経路が不明だとして目下調査中。
なお先日日本で感染が報告された日本人留学生との濃厚接触者123名はいずれも検査で陰性と診断された。
(7月8日)