本場スペインバル
今年5月、オープン2周年を迎えた「カサ・デ・アミーゴス」は、スペイン語で「友達の家」。スペインと台湾をこよなく愛する日本人オーナーが開いたタパスバーだ。台湾風にアレンジしない現地の味を守り、漆喰の壁にコロニアル風のアーチ窓が並びスパニッシュの雰囲気そのもの。タパスの味にも自然と期待が高まる。
まず酒飲みには外せない「ハムとチーズの盛り合わせ」(320元)で早速晩酌をスタート。マンチェゴ、ゴーダ、モッツァレラなど3種のチーズと、生ハムハモン・セラーノ、チョリソー、オリーブが、気前よく散りばめられている。今回サービスのオリーブとローストパプリカ、アンチョビの酢漬けは定番の「ピンチョス」。手軽に見えて、その下処理と調理には膨大な時間をかけたひと皿だ。
人気タパスで乾杯!
少々ベタだがタパスといえばの大定番「エビのアヒージョ」(320元)も頼みたい。ニンニクたっぷりにプリプリのエビは文句なし、バゲットはオイルに浸し最後の一滴まで堪能。
一杯飲んだところで、店長リコメンドの「フライドポテトスティック」(180元)を追加。ポテトね~なんて気楽に構えていたら、極細カリカリポテトの中央に半熟卵、ハモン・セラーノ&チーズにトリュフソースのゴージャスな一品が登場。本場のバルではメジャーなのだとか。
お待ちかねのメインは「プライムステーキ」(560元)! さすがの最高級グレード、均一にサシが入り適度に柔らかくジューシー、ひと口食べるともう別世界…。真っ赤に輝くこのお肉、54度の低温でじっくり3時間加熱し、レアなのに生臭さは皆無。ぜひシェフがベストな状態と太鼓判を押すレアで頬張っていただきたい。
お酒のための「タパス」、は、チョイチョイつまみながら飲みたい日本人にピッタリ! 今週はアミーゴを誘ってスペインバルにいこう!
Info
住所
台北市大安区延吉街72-16號
TEL
02-8772-8006
営業時間
11時半~14時、17時~23時(金土~23時半(ラストオーダー各30分前、土日祝はランチ休み)
席数
32席
予算
500~800元