2月6日(火)23時50分頃、花蓮縣沿岸を震源とするマグニチュード6.4規模の地震が発生。翌7日(水)夜にも5.7規模の余震があり、8日(木)午前時点で死者9人、265人が重軽傷、行方不明者は62人にのぼることが明らかになった。
地震は最大震度6を記録し、北部台北市や新北市でも震度3強の揺れが30秒以上に渡り感じられた。花蓮市では統帥大飯店と雲門翠堤の2棟が倒壊、白金雙星大樓と吾居吾宿大樓は1階の駐車場部分が崩れ傾斜。統帥大飯店には日本人観光客も宿泊しており、うち2人がけがを負っている。
また市内1900戸で停電、4万戸が断水したほか、8カ所でガス漏れが発生。省道9号線と縣道193号線で落石があり、省道8号線も通行止めとなっている。
余震も8日(木)12時までに200回を超えており、うち震度6以上が3回あった。
(2月8日)