台北市警察は6月13日(木)~7月19日(金)の約1カ月間、市内17地点で実施した速度違反取り締まりの結果、摘発件数が昨年同期比2倍の9830件にのぼることを明らかにした。
市警察では、今年上半期に市内で発生した交通死亡事故件数を受け取り締まりの強化を決定。死亡事故件数は46件、うち23人が二輪車のドライバーで、18~25歳の若者は7人と死亡者の3割を占める。事故原因について、3人は前方不注意と速度違反によるものという。
市警察ではレーザースピードガンのほかレーダー式移動オービスを併用、スマートフォンカメラを連動させスピードを測定。取り締まりを実施したのは、いずれも過去に事故が発生した地点だったが、摘発件数は昨年の2倍にのぼった。なお摘発数最多は市民大道の林森北路から金山南路区間で1879件。
(7月24日)