台中市衛生局食品薬物安全處は7月3日(火)、ドリンクスタンドのチェーン店「老虎堂」に対し、原材料詐称の疑いで市内2店舗への立ち入り調査を行った。
同店は〝オリジナルの手作り黒糖〟を使用したタピオカミルクティで知られていた。しかしながら近頃解雇されたスタッフからの証言によると、同店では自家製ではなく業務用の濃縮黒糖シロップを使用しており、シロップにはカラメル色素が含まれていることがわかった。
同處によると、店内で25kgのバケツ入り黒糖シロップを発見。代理工場で製造されたもので、同處では引き続き成分の調査を行っており、同店が謳う「天然」が真実であるかを確認、事実でなかった場合は4万~400万元の罰金処分となる。
なお同店のFacebookページでは、責任者からのコメントを掲載。行列ができるほどの人気から生産量を増やすため、既成品の使用に切り替えたことを謝罪した。
(7月4日)