林森カラオケ店火災 事前の消防検査に穴

6人の犠牲者を出した林森北路のカラオケ店「錢櫃」の火災に関し、呉俊鴻・消防局長が引責辞任を表明していることがわかった。

同店は4月22日(水)に消防局、建築管理工程處及び商業處による合同検査が行われたが、実際には地上10階分の検査がおよそ20分で終了している。建築管理工程處によると、同日の検査で1~3階を確認したところ、1階に見取り図と異なる点があったため、工事の申告漏れを疑っていたという。また商業處がは5階で事業者登録などの確認のみ、警察局は検査への協力で4人の警察官を派遣したが、検査の内容は把握していないとした。

なお5月2日(土)火事で犠牲になったスタッフの葬儀が行われ、同カラオケ店の練台生・董事長が弔問に訪れた。

(5月4日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台南市成功里では、かつて空軍従事者とその家族の居住集落「二空」眷村の高齢化が進み、高齢者の孤独死が深…
  2. 世界ランキング上位の各国・地域代表が参加する野球の国際大会「プレミア12」決勝戦が11月24日(日)…
  3. 海外在住日本人の保険・資産保全サポートを手掛ける「110フィナンシャル」が、12月7日(土)~9日(…
PAGE TOP