「誠品書店」の情報セキュリティシステムがハッキングされた件で、近頃詐欺グループから消費者への電話が相次いでいることがわかった。
台南に住む男性は先月、同店のオンラインショップで書籍15冊を購入。後に同店カスタマーサービスを名乗る人物から電話があり、同じ注文が12件あることから転売目的を疑われ、個人情報の照合を求められたうえで注文の訂正・削除に同意したという。
ほかにも同様にカスタマーサービスや店員を名乗り、注文の訂正作業のためなどと称しカード情報を求められるケースが多発。警察はこうした電話に応対しないよう呼び掛けている。なお警察によると、誠品や金石堂で同様の被害が多発しているという。
(8月18日)