IT大臣として知られる政務委員オードリー・タン(唐鳳)氏は5月19日(水)会見を開き、中華電信など大手キャリアと提携した「実名登録用」アプリを開発したことを発表した。
近頃の新型コロナウイルス感染拡大を受け、店舗利用時にはQRコード読み取りか用紙に氏名や電話番号、入店人数の記入が必須とされ、消費者の間では個人情報を店舗に残すことへの不満が募っている。タン氏によると今回開発された実名登録方法は3種あり、いずれも所要時間は5秒程度と大幅な削減を実現。 今回開発された実名登録方法は3種あり、いずれも所要時間は5秒程度と大幅な時短を実現。LINEの「疾管家」公式アカウントからQRコードを読み取るほか、カメラアプリでQRコードをスキャンすると自動的にSMS(簡訊)アプリが起動、店舗に割り当てられた番号をそのまま送信する。またカメラがない端末では手動で「1922」宛てにSMSを送信する。なお送信は無料。
(5月19日)