雲林縣北港警察分局の警官がこの度、所轄地区内で失踪していた男性を発見。男性は6年ぶりに家族の待つ家へ戻った。
同局では近頃、治安維持の観点から所轄エリアに滞在するホームレスの動向調査を展開。身分証を持たない人に関しても出身地などを調べたところ、雲林縣と嘉義縣の間に位置する橋の下にいた男性が、6年前に家族から失踪届けが提出されていた人物であることがわかった。男性の容貌は6年前と様変わりしておち、捜査員の質問にも明確に答えられない状態だったという。同局は失踪者が住所や氏名などを言えず、帰宅できないケースが多数あるとみて調査に取り組んでいる。
また台中市ではホームレス状態の人に職を紹介するサービスを実施。この2年間で119人が応募し、うち75人が就職したことを公表した。市労工局では窓口を一本化し、一括で就職案内を行っているという。
一方台北市の龍山寺前にある艋舺公園では、ホームレスの滞在が問題視され、大規模な景観改造計画が進行している。
(3月14日)