中華郵政は3月8日(月)より、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど12カ国への国際郵便物について、追加料金の徴収を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界的に航空便の運行数が激減。中華郵政によると貨物便も減便を余儀なくされ、国外の主要都市への運賃は平常時の4倍にも及び、これに伴い国際郵便の輸送費も高騰しているという。
追加して徴収される費用はアメリカ宛の場合1㌔当たり93元、イギリスが94元、ドイツが75元、カナダが101元。ヨーロッパ以外ではオーストラリア宛で85元を徴収する。
一方、交通部民用航空局は8日(月)、「航空機運航管理規則」の改正案を交通部へ提出。機内などで乗組員がマスクを着用しないなど感染症予防規定に違反があった場合、勤務先の航空会社に対し最高300万元、違反当事者には30万元の罰金を科すことが盛り込まれた。改正案は早ければ15日(月)にも可決され、施行される見込み。なお昨年の航空関係者の違反事案は23人にのぼる。
(3月9日)