駅で通行人に金の無心迫る 若者による詐欺で被害額30万元に

 台北市警察は近頃、台北駅付近を拠点とした詐欺行為を展開する若者による犯罪グループを摘発した。

 警察によると首謀者は28歳の男で、ネットを通じて若者を集めグループを形成。通りすがりの人を呼び留め、家計が逼迫している、進学したいが学費がない、アニメ制作スタジオを立ち上げたいといった口実をでっちあげ原価10元程度の「小銭入れ」を300元で販売、5カ月ほどで30万元を得ていた。

 被害者の1人が後に不審に思ったことから警察に通報、警察が捜査網を展開し男の住居を突き止め、男を含む5人の逮捕に至った。

(3月2日)

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