3月3日(水)午前、アストラゼネカ社製ワクチン11万7000本が台湾に到着。中央流行感染症センターは同日、会見の席上で医療従事者に優先的に接種することを説明した。
同センターによると、今回到着したのはCOVAXから配布されたワクチンではなく、イギリス・アストラゼネカ社より直接購入したもの。1回目の接種から22日後に71%の免疫力向上が見込め、さらに12週後に2回目を接種することで81%まで向上できるという。
また優先接種の対象について、医療従事者のうち感染者との接触がある第1群の約5万人、直接的な接触はないが感染者のいる施設で勤務する第2群の約12万7000人、検査に当たる第3群の約7万7000人の順とし、桃園は優先せず全土一斉に開始。なお第2回接種分は保留せず、なるべく多くの人に1回目の接種を行うとした。
なお副作用は接種部位の腫れや痛み、関節や筋肉の痛み、倦怠感、発熱など。
(3月3日)